■ FEATURE(特集)
<大河特集>厳島神社の至宝や平安文化

 今年の大河ドラマ「平清盛」の放送に合わせて、江戸東京博物館(東京都墨田区横網)では、特別展「平清盛」を1月2日から2月5日まで開催する。

 同展では、混迷を深めた平安末期に貴族による政治体制を壊し、初めて武士による世の中を作った平清盛を「時代への挑戦者」の視点でとらえる。また、世界遺産・厳島神社(広島県廿日市市)に伝えられる多数の至宝をはじめ、平安末期を生きた人々の遺品や歴史資料、主要な源平合戦を描いた絵画などの美術・工芸品などを展示し、清盛が活躍した時代をたどる。
 
 資料などを5つの構成に分け展示している同展。「平氏隆盛の足跡」では、瀬戸内の海賊を束ねて武家の棟梁(とうりょう)となり、太政大臣にまで上り詰めた清盛を巡る事件や出来事をたどりながら、平氏興隆の足跡を追う。「清盛をめぐる人々」では、清盛と対立を深めた後白河院をはじめ、清盛の周りにいた多彩な人物を肖像画などから探る。「平氏の守り神―厳島神社」では、1164(長寛2)年に清盛が一門の繁栄を願って厳島神社に奉納した「平家納経」を公開するほか、平氏の栄華を物語る至宝を展示。「平氏の時代と新たな文化」では、中国・宋との交易から影響を受けた仏教美術や文化の特色、平氏ゆかりの資料を紹介する。「平家物語の世界」では、清盛の死後、木曽義仲や源氏の攻勢に追われ、壇ノ浦合戦で滅亡するまでの平氏一門の姿を絵画作品などを通じて概観する。

 問い合わせは、江戸東京博物館(電話03-3626-9974)へ。


 

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