福岡県田川市の風治(ふうじ)八幡宮などで5月19、20日に「川渡り神幸祭(じんこうさい)」が行われる。
約450年の歴史を誇る、同県五大祭りの一つにも数えられる祭り。
永禄年間、同市に疫病が流行した際に同神社にその終息を祈願し、成就のお礼として奉納されたのが始まりとされる。
2基の神輿(みこし)と11台の山笠(やま)が水しぶきを上げながら豪快に彦山川を渡り、対岸のお旅所で1泊する。
山笠には稲穂をイメージしたカラフルなバレンが付けられており、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を願っているとされている。
問い合わせは、田川市たがわ魅力向上課(電話0947−85−7147)へ。