福岡市内一帯で5月3、4日に「博多どんたく港まつり」が開催される。
同まつりは1179(治承3)年に始まったとされる「松ばやし」をその起源とする伝統行事。「どんたく」の語源はオランダ語で「休日」を表す「zondag(ゾンターク)」だといわれている。
500組以上の市民団体がそれぞれ趣向を凝らした衣装で、拍子木や鳴子の代わりに木製のしゃもじをたたきながら市内を踊り歩く。
紙花や電飾でトラックを飾り付けた花自動車のパレードなどもあり、市を挙げての祭りとなる。見物客は毎年200万人を超え、国内最大級の祭りの一つとされている。
問い合わせは、福岡市民の祭り振興会(電話092−441−1170)へ。