富山県南砺(なんと)市の井波(いなみ)別院瑞泉寺で7月21〜29日、「井波太子伝会(でんえ)」が開かれる。
同寺の太子堂は1918(大正7)に再建されたもので、後小松天皇から下賜されたと伝わる聖徳太子像を安置している。
期間中は、8つの掛け軸に描かれた絵をもとに、聖徳太子の一生を9日間かけて語る「絵解き」や、聖徳太子二歳像の「ご開扉」などの行事が行われる。
また、同行事に合わせて27、28日に「いなみ太子伝観光祭」が開催され、山門再建の時に大木を運んだという故事にちなんだ木遣り町流しや、のみを使って作品を仕上げる氷の彫刻フェスティバルなど多彩なイベントが繰り広げられる。
問い合わせは、井波別院瑞泉寺(電話0763−82−0004)へ。