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裸で綱をよじ上る福島県柳津町の奇祭

 福島県柳津(やないづ)町の圓蔵寺(えんぞうじ)菊光堂(きっこうどう)で「七日堂(なのかどう)裸まいり」が1月7日に開かれる。同寺は、大同2年(807)に徳一大師によって開創されたと伝えられている。また御本尊の福満虚空蔵尊(ふくまんこくぞうそん)は真言宗の僧、弘法大師空海(こうぼうたいしくうかい)の作といわれ、日本三大虚空蔵尊のひとつ、丑寅年生まれの守本尊として知られる。

 午後8時30分の一番鐘を合図に、かがり火に照らされる中、ふんどし姿の男衆が菊光堂を目指して113の石段を駆け上がり、綱をよじ登って菊光堂の大鰐口(おおわにぐち)を目指す。大鰐口にたどり着くことができたら、その年は無病息災で過ごせるといわれている。

 只見川にすむ竜神が、病が治るという「宝照の玉」を奪おうとするのを民衆の力で追い払ったという伝説に由来する奇祭で、毎年多くの観光客が訪れる。祭りへの参加は自由で、参加者には名入り手拭いと牛王(ごおう)の矢が授けられる。

 問い合わせは、柳津観光協会(電話0241-42-2346)へ。


 

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