広島県北広島町の亀山八幡神社で「乙九日(おとくにち)炎の祭典」が9月25日に開かれる。
1421年から8年間続いたといわれる「雄鹿原(おかばら)合戦」の古戦場として知られる同町の雄鹿原地域。この戦いは安芸国(現・広島県)の地頭栗栖(くるす)と、石見国(現・島根県西部)の今市城主福屋との領地争奪であるが、農民は、年貢の取り立てなどが緩やかな石見国の福屋側を支援し、農民が領主を選ぶという、農民パワーの戦いであったことでも有名。
また、松の木に「たいまつ」を結び軍勢を多勢に見せ掛けた「火牛の計」により栗栖勢を攻めたという言い伝えもあり、この「たいまつ」攻めになぞらえて、地域内の道路約5`に松明(たいまつ)を灯し、亀山八幡神社の社などをライトアップする。祭典は「ひろしま県民文化百選」に選ばれた御神幸で幕を開け、参加者による松明行列や手筒花火などが行われる。
問い合わせは、北広島町観光協会芸北支部(電話0826-35-0888)へ。