滋賀県大津市の長等山園城寺で「千団子祭」が5月16から18日に行われる。
同寺の境内には、天智・天武・持統の3帝の御産湯に用いられた閼伽井(あかい)と呼ばれる井戸があることから「御井(みい)の寺」と呼ばれており、後に「三井寺」と通称されるようになった。16日午前10時ごろ、護法善神堂の秘仏である本尊が開扉(かいひ)され、その供え物として串差しにした1000個の団子が供えられるのが最大の特色で、祭名の由来にもなっている。
本尊の鬼子母神(きしぼじん)は、もともと人間の子どもをさらっては食べるというインドの悪神。しかし、釈迦に自分の未っ子を隠されて改心して以後、出産・育児の神として子どもたちを守護することを誓ったと伝えられている。このことから、千団子祭は子どもの成長を祈る祭りとして広く親しまれている。
また、この3日間は、生育するという意味から、境内には植木や盆栽の露店が立ち並び、盛大な植木市としてにぎわう。
問い合わせは、園城寺(電話077-522-2238)へ。