高知県四万十市の一條神社で8月4日、「第68回全日本女郎ぐも相撲大会」が行われる。
同地に夏の訪れを告げるイベント「しまんと市民祭」の催しの一つとして行われる大会。
約550年前、応仁の乱を避けて下ってきた侍女たちの遊びだったと言い伝えられている、クモ同士を戦わせる競技。
市内外から子どもたちが自慢の女郎グモ(コガネグモ)を持ち寄り、土俵となる棒の上に2匹を乗せて戦わせる。相手を落としたりかんだり、糸で巻き込んだりすると勝ちとされ、観客はクモに声援を送りながら戦いの行方を見守る。
問い合わせは、四万十市観光協会(電話0880−34−1555)へ。