奈良県天理市の石上(いそのかみ)神宮で11月22日、「鎮魂祭」が行われる。
饒速日命(にぎはやひのみこと)の子である宇摩志麻治命(うましまじのみこと)が、10種の秘宝と鎮魂(たまふり)の神業とをもって、神武天皇と皇后の長久長寿を祈ったことに始まると伝えられる神事。
当日は、午後5時から天神社と七座社の例祭が行われた後、本社拝殿にて鎮魂祭が斎行される。
神事中、拝殿の中は暗闇と静寂に包まれ、厳かな雰囲気の中で宮司らの呪言(じゅげん)と鈴の音が響く。
問い合わせは、石上神宮(電話0743−62−0900)へ。