大分県臼杵(うすき)市の市内各地で3月21日まで、「うすき雛(ひな)めぐり」が行われている。 天保の改革のころ、臼杵藩では質素倹約のため庶民は紙製の雛人形しか飾ることを許されなかったという故事にならい、早春の同市をにぎやかに飾るイベント。 和紙で作られたシンプルな雛人形約3千体が市内各地で展示されるほか、紙雛作り体験や琴の演奏、茶会などが行われる。 問い合わせは、臼杵市観光情報協会(電話0972−64−7130)へ。