滋賀県近江八幡市にある日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)で「左義長まつり」が3月13、14日に開かれる。
左義長は、もともと中国漢の時代に正月行事として始められたもので、爆竹によって厄よけをしたといわれている。同市では、豊臣秀次が八幡城を築いて城下町を開いたのと同時に、氏神八幡宮の祭礼として始められた。1束ごとに藁(わら)をそろえた3b程度の三角錐の山車(だし)が胴体で、その上に数bの青竹に赤紙を中心に飾られ、頭の上には火のぼりという御弊を取り付ける。
左義長の中心には、毎年の干支にちなんだ造り物を付ける。17日の午後、藁や杉などで作った高さ6bの左義長10数基が神社を出発。そろいの踊り半纏(はんてん)を着て化粧した若者が、拍子木を持って赤い下駄を履いて「チョウヤレ」の勇ましい掛け声とともに、町内を渡御。翌日の日曜は、朝から各町内を練り歩き、午後には「けんか」と呼ばれる左義長同士のぶつかり合いが繰り広げられる。午後8時ごろから境内で順次奉火され、祭りのクライマックスを迎える。国選択の無形民俗文化財。
問い合わせは、近江八幡観光物産協会(電話0748-32-7003)へ。