石川県七尾市の一本杉通りで「花嫁のれん展」が4月29日から5月13日まで開催される。
花嫁のれんとは、幕末から明治時代初期のころより加賀能登の庶民の間で生まれた独自の風習。「前途安らかなるように…」という親の願いが込められたのれんを花嫁が嫁入りの際に持たせ、花婿の家の仏間の入口に掛け、玄関で合わせ水の儀式を行った後、のれんをくぐり先祖のご仏前に座ってお参りする。その後、結婚式が始まる。その1枚1枚に女性の物語があり、花嫁が嫁いだ日の華やぎと懐かしさが残る地域の伝統美である。
同展は、毎年昭和の日から母の日までの期間、50軒・約150枚の美しいのれんが能登の歴史街道一本杉通りを艶やかに彩る。
問い合わせは、七尾市観光交流課(電話0767-53-8424)へ。