鹿児島県日置市の船木神社で「船こぎ祭り」が3月20日に行われる。
同神社の祭神、猿田彦命は海上保安の重責を果たしたといわれ、その神徳を讃える古式ゆかしい神事は、全国的にも珍しい航海初めの儀式。豊作、安全祈願も兼ねて行われる同祭りは、氏子たちが円陣を作り、数十隻の約1bのくり船を「エンヤーオー」の掛け声とともに顔の前で3回回転させ、次々と櫓拍子で漕ぎ出し隣の人に渡す。宝殿から順に出された船は境内を1周してまた宝殿へと乗り入れられる。この地に古くから伝わる伝統行事に、境内には多くの人が集まり航海の無事を祈る。
問い合わせは、日置市東吹上支所社会教育課(電話099-296-2124)へ。